流通情報学部の児玉徹教授が担当する大学院授業「クリエイティブ産業論特論」の履修生、3年ゼミ生、2年ゼミ生が、横浜中華街とその周辺、そしてベトナムフェスティバル(駐日ベトナム大使館主催)において、フィールド調査を実施しました
流通情報学部の児玉徹教授が担当する大学院授業「クリエイティブ産業論特論」(修士課程開講授業)の履修生(同教授が修士研究指導を担当する2名の学生を含む)、3年ゼミ生、2年ゼミ生が、以下の日程で、横浜中華街とその周辺、そしてベトナムフェスティバルにおいて、フィールド調査を実施しました
- 5/24 (土):横浜中華街およびその周辺でのフィールド調査
- 5/31(土) ? 6/1 (日):ベトナムフェスティバル(主催:駐日ベトナム大使館/会場:代々木公園イベント会場/ http://www.vietnamfes.net/)
(1)5/24(土):横浜中華街およびその周辺でのフィールド調査
児玉教授が担当する大学院授業「クリエイティブ産業論特論」では、第1回?第7回まで、コンテンツ産業に焦点を当てながら、コンテンツの創造と流通に関する様々な論点(国家の文化外交政策とコンテンツ産業の関係性、コンテンツの国際市場展開、コンテンツ人材の発掘?育成制度、人工知能を用いたコンテンツ創造、コンテンツ産業を支える著作権制度など)について扱ってきました。
そして今回、同大学院授業の履修者(6名)は、やや視点を変えて、中国由来の食?商品サービス?観光などの「クリエイティブ産業関連要素」が集積する「横浜中華街」とその周辺エリアを訪問し、フィールド調査を通して、以下の①?③を考察しました。
①横浜中華街のブランド情報(魅力)が有する多層構造の分析(以下の図を参考に)
②横浜中華街のブランド情報(魅力)は、日本国内、そして世界に向けてうまく伝わっているかどうか?
③「中華文化/中国文化の発信基地」としての横浜中華街の役割を、どのように評価するか?
2年ゼミ生、3年ゼミ生は、特に上記①の点について重点的に考えるために、いくつかのグループに分かれて、フィールド調査を行いました。
当日は、横浜開港月間「ハマフェス」(https://www.y151-200.com/)の開催期間中で、横浜中華街の周辺で様々なイベントが開催されており、横浜中華街とその周辺は、数多くの訪問者?観光客であふれかえっていました。
当日参加した学生たちは、横浜中華街でのフィールド調査とともに、ハマフェスの会場や横浜中華街から徒歩圏内にある横浜山手西洋館エリア(https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/)も練り歩いて、文字情報だけではわからない横浜の魅力(ブランド力)を体感しました。
(2)5/31(土) ? 6/1(日):ベトナムフェスティバルでのフィールド調査
毎年この時期に代々木公園イベント会場で開催されるベトナムフェスティバルは、ベトナム政府(在日ベトナム大使館)が主催するイベントです。
同フェスティバルは、ベトナム政府の文化政策?クリエイティブ産業振興政策の一環として、ベトナムのクリエイティブ産業(食、コンテンツ、伝統文化、観光など)の魅力を日本に紹介するための役割を有しています。
フィールド調査実施日の5/31(土)は、あいにく、一日中雨が降ったりやんだりで、肌寒い一日となりました。一部の学生メンバーは、6/1(日)にフィールド調査を行いましたが、この日は朝から晴れて、夏日となりました。
5/31(土)のフィールド調査に参加した学生メンバーの中のうち、3名は(? ?? ?? ???さん、??? ?? ??? ??さん、佐々木勇午さん)は、早朝から、同フェスティバルの運営にボランティアとして参加して、大活躍しました。
今回、大学院生メンバーは、ベトナム政府の文化政策?クリエイティブ産業推進政策の一環として開催されるベトナムフェスティバルの役割を、様々な視点から分析しました。
学部生メンバーは、「いまベトナムで何が流行ってる?」「まだ日本で知られてないけど、今後ぜったい日本で流行りそうなベトナムの商品?サービスを、見つけよう!」を中心的なテーマとして、「(仮想)学生バイヤー」としての立場から、イベント会場の様々なブースを練り歩き、「これ絶対日本で流行る!」を見極めました。また、同フェスティバルの運営スタッフとして参加した上記3名は、同フェスの運営スタッフとしての貴重な体験を通して、ベトナム政府の文化外交政策の実施現場を体感しました。
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