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スポーツ教育モデルを適用した教職の授業

 戦後間も無くから、体育科の学習指導要領の目標に「社会性」は現代まで置かれている。スポーツの持つ、フェアープレイ、ルールを守るなどの特徴を踏まえてのことだろう。

 大学のスポーツの授業、特に、教職の授業は模擬授業などに偏りがちであるが、「スポーツに自立した人間形成」を学ぶ授業は少ない。わたくしの授業では、アメリカのシーデントップが開発した「スポーツ教育モデル」を適用して授業を行う。



 なぜなら、大学生でも真のスポーツの授業を受けたことがないからである。体育の授業は、教師から与えられていた教材で学び、上手くなった、新しい知識を得たなどの学習は行われますが、スポーツの特性である、シーズン性、チームへの所属、祭典性、クライマックスのイベント、記録の保持など全く経験しないまま大人になり、いきなり生涯スポーツを享受することになる。チームで共通したTシャツを着て、応援し、審判も行い、チームで話し合った練習を行い、リーグ戦を行っていく。


 最後にフェスティバルを行い、この運営も学生自身が行い、MVPなどの賞を与える。こういった「真のスポーツ体験」が教員になった時の体育授業、スポーツ祭、などの運営に大きな影響を及ぼす。それを保証することこそが重要であると思い、大学の授業を行っている。是非、流通経済大学に入って、真のスポーツ体験をしてみませんか?


執筆者:福ヶ迫善彦


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