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流通経済大学主催シンポジウム「とことん話そう! “若者×政治”のいまと未来」

この夏行われる参議院選挙。与党が過半数を維持できるかが焦点の一つとなるなか、選挙結果に大きく影響を与える若年層の投票行動が注目されています。しかしながら、選挙のたびに話題になるのが、若年層の投票率の低さ…。若者にとって政治は遠い存在であり、日常生活で政治について話す機会は少ないのが現状です。
そこで流通経済大学では、若い世代が政治に抱くリアルな思いについて、若者参加型のクロストークを展開し、議論を深めるシンポジウム「とことん話そう!“若者×政治”のいまと未来」を、8月2日(土)に開催します。

第1部のレクチャーセッション「まずは知ることから始めよう」では、若者団体代表、高校教員、大学教員がそれぞれの視点から、若者と政治の関わりについて講演します。第2部スピーチセッションでは、「わたしも、政治に言いたい!」として、高校生や大学生が政治に対する自身の思いを発信。そして、第3部のトークセッションでは、参加者全員でディスカッションと質疑応答を行います。

“政治は未来をつくるもの”。未来には、今の若者が社会の中心となって生きる時代が訪れます。政治のいまと未来について、とことん話してみませんか?
どなたでもご参加いただけます。みなさまのご来場をお待ちしています。


◆シンポジウム「とことん話そう!“若者×政治”のいまと未来」
【日時】2025 年 8 月 2 日(土) 14:00~16:20(受付13:30~)
【場所】流通経済大学新松戸キャンパス1号館 講堂
【参加費】無料 ※事前申し込み不要です

●第1部:レクチャーセッション「まずは知ることから始めよう」
【登壇者】
足立 あゆみ(NO YOUTH NO JAPAN代表理事) 
14:15~「参加型デモクラシーをカルチャーに?若者の政治参画の活動から?」

— 「若者が声を届け、その声が響く社会」を目指す若者団体の活動を紹介。“参加型デモクラシー”を特別なものではなく、ワクワクするものにする取り組みから、若者と政治の現在地を確認します。

②西山 渓(開智国際大学 教育学部 講師)
14:30~ 「社会に『余白』をつくる若者の気候アクティヴィズム」

— 気候変動問題に取り組む若者の参与観察を通じ、学校教育の外側で展開される若者と政治との交差を明らかにします。そのうえで若者の活動が社会につくる「余白」の意味を考えていきます。

③貝藤 鴻(千葉県高校教諭)  
14:45~ 「高等学校における主権者教育の現状と課題」

— 主権者教育には模擬投票以外にも多様な実践があります。主権者教育が対象にしてきた生徒とは誰なのか、これまで語られてこなかった主権者教育の舞台裏を案内します。

④栗田 佳泰(流通経済大学法学部 自治行政学科 教授)  
15:00~「模擬国会からみえる批判的思考の教育のあり方」

— 批判的思考と主権者教育との関係を整理し、自身が行った模擬国会プロジェクトを紹介。議論を楽しいと思い、ポジティブなイメージをもつことが何よりも重要であり、自発的な政治参加の重要性を論じます。

 

●第2部:スピーチセッション「わたしも、政治に言いたい!」
高校生や大学生が政治に対する自身の思いを発表

●第3部:トークセッション
参加者全員でディスカッションと質疑応答


?司会:尾内隆之(流通経済大学 法学部長)

【後援】松戸市教育委員会

【お問い合わせ】流通経済大学法学部准教授 田中雅子 mtanaka@rku.ac.jp


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