【地域人間科学科】社会学と文学が融合!学際的な日中オンライン国際交流を実施
2025年4月から6月にかけて全5回にわたり、共創社会学部地域人間科学科の2年生と、中国のハルビン師範大学で日本語を学ぶ大学院生によるオンライン国際交流プログラムが実施されました。
本プログラムは、本学の陳予茜先生とハルビン師範大学の大久保美花先生の共同企画?主催によるものです。両大学の授業目標(本学の授業目標はライフコースの視点から個人?家族?時代の関係性を学ぶことであり、ハルビン師範大学の授業目標は日本文学の読解を通して異文化を理解すること)に基づき、本プログラムの名前は「異文化コミュニケーションとライフコースから考える“わたし”と“あなた”の物語」に設定されました。
交流の成果として、学生たちは前述した授業目標の達成に加え、まず外国の方に対しては「やさしい日本語」を使うことが大切であると気づきました。自分の考えや気持ちをどのようにすれば相手にわかりやすく伝えることができるのか、実際の対話や発表といった実践を通して学ぶことができました。また、国際交流は相手国の文化への理解を促進するだけではなく、自国の文化を相対的?客観的に捉え直すチャンスにもなることに気づきました。
最終回では、学生たちは中国の学生とこれまでの交流から得た学びや気づきを共有しました。ある学生は、「日本文化だけではなく、相手の国の文化も尊重し、お互いに思いやりの気持ちを持ちながら、国際交流をする大切さを実感した」と述べました。このように本プログラムを通して、学生たちが国際交流の楽しさを知り、今後の学びへの意欲がますます高まっていくことが期待されます。