【地域人間科学科】「アフリカのいまを語る会」に市民のみなさんが参集。龍崎ゼミが手作り講演会を開催!
アフリカ最大のスラム街といわれるケニアの首都ナイロビの「キベラ?スラム」で子どもたちの救済活動を行っている早川千晶さんが7月14日、流通経済大学を訪れました。早川さんは地域人間科学科の龍崎ゼミが主催する「アフリカのいまを語る会」に参加し、およそ1時間半にわたって講演しました。
新松戸キャンパス1階のRKUスクエアに集まった市民の方はおよそ90人。キベラ?スラムで始めた子供たち向けの給食活動が、やがて学校の建設へと向かい、いまではケニアの国立大学に進学者を出すような「マサゴスクール」として発展した歩みなどを語りました。
しかし一方で、いまもなお医療設けられずに死んでいく子供たちがいる現実や、夢を持つことさえできない子供たちに教育機会を準備することで、大きく様変わりしていく様子などを私たちに伝えました。
この講演会は、龍崎ゼミ2年生を主体に、サポートに3年生が回り、受付や司会進行、募金集め、記念グッズの制作などをすべてゼミ生で行いました。また集まった義援金はその場で早川さんに手渡されました。子供たちへの求職活動に充てられるということです。
参加した市民の方からは「恥ずかしいほどに何も知らないことを知った」「学生さんたちが自ら作り出していくことにも大きな意味があると思った」などの声をいただきました。
龍崎ゼミでは10月にも、同じケニアで小児医療や障がい児支援に取り組む医師の公文和子氏をお招きして、講演会を開催することを計画しています。